2024-01-01から1年間の記事一覧

新番組『ウルトラマンアーク』初報に見る、シリーズの新たな挑戦と「ニュージェネレーション」のマインド

2024年4月5日、朝7時半。 ぐっすりと眠っていた通勤電車で目を覚まし、なんとなしにスマホの電源を点けて、そこに表示されていた情報でそれはもうバッチリと目が覚めた。 解き放て!想像の力!新テレビシリーズ『ウルトラマンアーク』日本時間2024年7月6日(…

総括感想『プリティーリズム・レインボーライブ』- 雨上がりの空を七色に照らす、プリズムショーの進化とりんねからの “贈り物”

時に2023年12月30日。『アイカツスターズ!』の余韻に浸りつつ、『進撃の巨人』初見マラソンをひた走る筆者のもとに、あるメッセージが届いた。 「プリティーリズムレインボーライブ10周年展が3/1からあるのですが、それまでになんとかなりませんか?」 『プ…

“クウガ” の聖地『珈琲ハウス るぽ』に4時間半並んだ話

ブログを読む時は、部屋を明るくして 画面に近づきすぎないよう 注意して下さい \ファーーーーーーーーーー……………… (例のSE) / 東京都 某区 中央線内07:06 a.m. (くらい) 『珈琲るぽ 閉店』 そう書かれたX (旧Twitter) の投稿を見た時は正直ピンと来なかったけれど、添…

こんな安心、感じたくなかった。-『進撃の巨人』第67話によせて

SNSでは憚られるので、ここで『進撃の巨人』第67話についてのやりきれない思いを思い切り書かせてほしい。 ※以下、アニメ『進撃の巨人』第67話についてのネタバレが含まれます、ご注意ください※ 第67話 凶弾 梶裕貴 Amazon サシャが死んだ。 ガビを止めよう…

感想『進撃の巨人 Season 1~3』- 心臓を捧げよ! 予想を裏切り、期待を越える “選択” と “代償” のヒストリア

言わずと知れた大人気作品『進撃の巨人』に触れないオタク人生を過ごしてきた。理由は簡単、巨人たちのビジュアルやクセの強い画風を見て、なんとなく「自分には合わないだろう」と思っていたからだ。 今振り返ると、そんな自分の先入観と偏見に「馬鹿だなぁ…

最強の力で “反戦” を描く異色のガンダム -『機動新世紀ガンダムX』のすすめ

世界的な情勢の悪化もあって「戦争を題材にした作品」の扱いに一層の配慮が求められるようになった昨今、それでも世界には戦争を描いたフィクションが生まれ続け、エンターテインメントと共に「戦争の悲惨さ」や「相互理解」というテーマを訴え続けてきた。…

あの頃の自分は、なぜ「教科書の純文学」を遊び道具にしていたのか

先日、友人・Y氏の書いた短編小説を査読させて貰う機会に恵まれた。 Y氏の小説はこれまでも何度か読ませて頂いているのだけれど、ホラーを軸に多彩なジャンルを組み合わせ、自分の味として昇華させてみせる氏の名料理人ぶりには毎度驚かされてばかり。とりわ…

総括感想『ウルトラマンブレーザー』- 新機軸と販促を両立させた「優等生」が問いかける、“コミュニケーション” の在り方とその可能性

2024年1月20日。ウルトラシリーズの最新TV作品『ウルトラマンブレーザー』が最終回を迎えた。 \X\#ウルトラマンブレーザー/X/// 第25話(終)「地球を抱くものたち」//明日あさ9時放送!月でヴァラロンとの戦いに敗れたブレーザーとSKaRD。ドバシに捕えられた…

感想『劇場版 機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』- 20年越しの “回答” と怒涛のファンサービスで紡がれる、納得の「SEED」完結編〈ネタバレあり〉

今からちょうど20年前。小学生中学年の自分にとって初めての “リアルタイム” ガンダム作品、それが『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』だった。 【メーカー特典あり】機動戦士ガンダムSEED DESTINY スペシャルエディション HDリマスター Blu-ray(2商品連動購…

れんとの『大洗旅行』レポート ~ガルパンと海鮮グルメに仮面ライダーを添えて~

『ガールズ&パンツァー』という作品をご存知だろうか。 2012年に放送されたTVアニメ作品である『ガールズ&パンツァー』、通称『ガルパン』。「戦車を用いた団体競技=戦車道を通して、少女たちが心を通わせ成長していく」という一見異色の取り合わせながら、…