こがれんアーカイブ

ウルトラシリーズとアイカツ!シリーズ、他特撮・アニメが中心の長文感想ブログ。

アイカツ!シリーズ

感想『アイカツ!×プリパラ THE MOVIE -出会いのキセキ!- 』- 怒涛のクロスオーバーで魅せる奇跡のステージと “想い出” との再会〈ネタバレあり〉

奇遇なことに、自分は『アイカツ!』を観始めたのも『プリパラ』に出会ったのも同じ2024年。その時は、まさかこんなことになるだなんて思ってもみなかった。 ˚⊹⁺‧┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈‧⁺ ⊹˚. 今秋全国劇場公開決定!.˚⊹⁺‧┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈‧⁺ ⊹˚.『アイカツ!×プリパラ THE MO…

〈感想〉ありがとうの景色。『姫乃みえる誕生日会2025』に特大の感謝を

2025年9月10日。『アイカツアカデミー!』リアルイベントと悉く縁がなく歯軋りしていた自分が、この度ようやくデミカツの現場に足を運ぶことができた。 自分にとっての「初デミ現地」となったイベント、その名は『姫乃みえる誕生日会 (2025年) 』!! 配信告…

祝1周年!『アイカツアカデミー!』への感謝と本音

時に2025年7月12日。にわかには信じがたい報せがオタク (一人称) の耳朶を打ちのめした。 【ハッシュタグで募集】✨7月27日は配信部の1周年記念日部員のみなさまからのお祝いメッセージや思い出を『 #デミカツ1周年 』のタグをつけて投稿してください投稿お待…

「デミカツ」が気になるあなたへ -『アイカツアカデミー!』目的別おすすめ配信セレクション

2025年3月29日。アイカツアカデミー!配信部が結成したユニット「エリオント」の1stライブがSNSのタイムラインを大いに賑わせていた。 ◤◢◤配信終了!◢◤◢ご視聴ありがとうございました!ライブの感想は「#デミカツライブ」や「#デミカツ」で投稿してね▸ ▸ ▸ア…

感想『オケカツ! 杜の都Ver. 』- プラネット!5周年スペシャルに続・キラッキラ! “オーケストラならでは” 満載のメモリアルコンサート

この日が来ることをずっと、1年半前の初報からずっっっっと待っていた。 速報 #仙台フィル によるアニメーション等の音楽に特化した定期演奏会「エンターテインメント定期」に「オケカツ!」がラインナップ♪開催日は2025年3月20日(木・祝)、指揮は過去2回の…

【告知】アイカツスターズ!二次創作小説『勇気のヴェール』を投稿しました

2022年11月から始まった『アイカツ!』シリーズ視聴+記事執筆マラソンの締め括りとして、先日『アイカツスターズ!』第100話の感想記事と併せて、二次創作小説『勇気のヴェール』を投稿しました。 「もしも2年目に小春の単独主役エピソードがあったら」とい…

感想『アイカツスターズ!』100話 (最終回) - アイカツ!シリーズに胸を張れるように。虹野ゆめの問いかけと “わたしたち” のスタートライン!

2022年、11月3日。 『アイカツスターズ!』見始めました。そしてツナ缶さんの『ウルトラマンダイナ』視聴開始を見届けました。初見感想交換会という斬新すぎる会、楽しすぎたな……。— 虎賀れんと (@Le_Soya) 2022年11月3日 2023年、10月21日。 『アイカツスタ…

感想『アイカツ!10th STORY ~未来へのSTARWAY~』- 10年を繋ぐ架け橋は ”ここまで来られた” 私たちと「氷の森」との分水嶺

アニバーサリー作品が一大文化として定着した昨今、様々な作品で「視聴者にシリーズとの思い出を追体験させる」シチュエーションが描かれてきた。直近では、視聴者の思い出を作劇に直結させた傑作『映画 プリキュアオールスターズF』が記憶に新しく、自分は…

感想『アイカツプラネット!』-「実写×アニメ」で描き出すアイカツ!の王道と “自分らしさ” が向かう場所

『アイカツプラネット!』を視聴する上で、不安が全くないわけではなかった。作品のクオリティに不安があったわけでも「実写パートがあるなんてアイカツ!じゃない!」などという老害めいた考えがあったわけでもない。現実のアイドルにろくに触れたことがな…

〈感想〉“ベストシーン10選” で振り返る『アイカツ!』後編 - 3~4年目 (あかり編) + あかりGeneration 10周年記念イベント『キラッキラ!』

「アイカツスターズ!が好きなら、あかりGenerationにハマるはず」……という先輩方の言葉を胸に『アイカツ!』を観始めてから半年後、2024年12月15日。自分は無事「あかりGeneration 10周年記念イベント『キラッキラ!』」をオンライン視聴しながら叫び狂って…

〈感想〉“ベストシーン10選” で振り返る『アイカツ!』前編 - 1~2年目 (いちご編) + 劇場版

皆さん、「幸せ」噛み締めてますか。『劇場版アイカツ!』メモリアルアンコールの鑑賞帰りで電車に揺られている今、自分は「アイカツ!シリーズが好き」と言える幸せをしみじみと噛み締めています。 kogalent.hatenablog.com 『アイカツスターズ!』にドハマ…

感想『アイカツオンパレード!』- 稀代のクロスオーバー作品を駆け抜けた主人公 “姫石らき” とは何者だったのか

幼い頃から、根っからの「クロスオーバー」オタクだった。 理由は今もよく分かっていないのだけれど、『スーパーヒーロー作戦』『仮面ライダー 正義の系譜』『ウルトラマンメビウス』『SDガンダム G GENERATION NEO』……と、クロスオーバー要素のあるオールタ…

感想『アイカツフレンズ!』- 歪で不器用、愚直で誠実。だからこそ愛したい “トモダチカラの軌跡”

世の中には「感想に困る作品」というカテゴリーがある。難解なあまり「感想を言えるほどの理解」に至れないもの、触れ辛い事情が察せられるもの、好きな点も合わない点もあるため気持ちの整理が難しいもの……。長文感想オタクである自分にとって、それらは乗…

「デミカツ」って何? アイカツ×VTuberのシリーズ最新作『アイカツアカデミー!』徹底解説

「デミカツ」にドハマりしている。デミグラスソースカツ丼じゃなくて『アイカツアカデミー!』の方に。 【情報解禁(3/8)】『アイカツ!シリーズ』新プロジェクト 『#アイカツアカデミー !』 アニメーションPV 『満開!エリオント』公開 ▸ ▸ ▸動画はこちら!…

感想『アイカツスターズ! 99話』 白鳥ひめという偶像、桜庭ローラというライバル。“ふたりの忘れ物” が導く、それぞれの原点と未来図

それは、3ヶ月前のことだった。 ……ところで、これで決勝トーナメントの面々はほぼ確定になったと見ていいのか……? 四ツ星から2人ならゆめと真昼、となるとヴィーナスアーク側はエルザとレイ……? 突然ひめ先輩が銀河のドレスとか持ち出して参戦して全部木っ端…

感想『アイカツスターズ! 98話』 心に従い次代を拓く「ゆずっとリリィ☆」の輝きと「フレンズ」の萌芽

『アイカツスターズ!』が放送されたのは2016年4月~2018年3月。自分が同作を視聴したのは2022年11月~2023年10月。これだけの時間差があるのに、なぜか市場にはアイカツスターズ!縁の新製品が溢れており、その一つがこちらの「アイカツスターズ!キャラナ…

感想『アイカツスターズ! 97話』 さらばヴィーナスアーク! 物語を経て完成する、エルザたちの絆と「Bon Bon Voyage!」

『アイカツスターズ!』96話を見てBlu-ray BOXを購入したことは前回の記事に書いた通りだけれど、よもや再生開始コンマ数秒で泣きそうになってしまうなどとは、この異常長文執筆末期成人オタク男性の目を持ってしても読めなかった。 いい感じのBlu-rayケース…

感想『アイカツスターズ! 95・96話』あるいは「虹野ゆめ」総括 ー 手と手を繋いで立ち上がり、廻る光で世界を照らす “虹色の一番星”

ある作品が、自分にとって「特別」になったと感じる瞬間がある。 その基準は色々とあるけれど、もし「高価なグッズを買う際に躊躇うかどうか」というラインで考えるとするなら、『アイカツスターズ!』が自分にとって「特別」な作品になった最大の決め手は、…

感想『アイカツスターズ! 91・94話』 2年目の “不遇” と “香澄夜空” という枷。仲間たちとアリアが拓く、香澄真昼の新たな物語

「不遇なもの」を見ると、昔からオーバーなくらい胸が痛んでしまう癖がある。 何かしらの作品 / キャラクターの扱いが明らかに悪い様を目にすると、それらに携わった方々やファンのことを考えて勝手にしんどい気持ちになってしまうし、ましてそれが自分の好…

感想『アイカツスターズ! 90~93話』 決勝開幕! 受け継がれた「episode Solo」と、願いを背負った「光の剣」

今となっては懐かしいとさえ思うけれど、ヴィーナスアークの面々を初めて見た時、その印象は決して良いものではなかった。 どうしてもネガティブな面が目立ってしまったエルザときらら、「エルザの騎士」という設定とビジュアルが直球ストレートすぎて「どう…

感想『アイカツスターズ! 87~89話』 5人の輝きと “二階堂ゆずの真実” に魂が震える、笑いと涙の「スターズ!」流年末年始

日本のオタク、虎賀れんとは言いました。「女児アニメに心を折られたならば、その救済もまた女児アニメでしか得られない」と。 そう、『アイカツスターズ!』に心を折られたならば、その救いもまた『アイカツスターズ!』にしか有り得ない。 kogalent.hatena…

感想『アイカツスターズ! 86話』あるいは「桜庭ローラ」総括 ー 負けた数だけ立ち上がり、涙の数だけ強くなる、絶えることのない群青の篝火

『アイカツスターズ!』第86話『涙の数だけ』を観た。観てしまった。 その衝撃を一言で語るのは難しいけれど、敢えて言うなら「アイカツスターズ! って、こういう作品だったよね………………」に尽きるかもしれない。というのも、このエピソード程の「残酷なシチ…

感想『アイカツスターズ! 74・84話』 ドレスと涙で絆を結ぶ、背中合わせのふわもこ☆ダブルミューズ

「勘が冴える」という言葉に、いまいちピンと来たことがない。 試験において、不安だった教科が破格の点数を叩き出していた……とか、普段は手を出さない玩具をたまたま買ったらあっという間に入手困難のプレミア品と化してしまった……とか、そういう出来事は勘…

感想『アイカツスターズ! 78~85話』 “パーフェクト” とは何か。回り出す歯車と、闇を切り払う「騎咲レイの誓い」

最近、『アイカツスターズ!』の視聴スピードが遅い。 どれぐらい遅いかというと、第84話『夢は一緒に』を見てから、次の第85話『輝きを渡そう』を見るまで約2週間が空いたくらいには遅い。リアタイ視聴以下じゃん!!!! 『アイカツスターズ!』視聴再開(2…

感想『アイカツスターズ!』番外編 - 物語と高め合う “歌” の魅力と 「MUSIC of DREAM!!!」という規格外の衝撃

『アイカツスターズ!』に、ちょっと信じられないくらいハマっている。 そのことは、弊ブログないしTwitterをご存知の方にとってはもう言わずもがなだと思うけれど、このハマりようには他でもない自分自身が一番驚いているところ。というのも、この作品の「…

感想『アイカツスターズ! 64~77話』 星のツバサと運命のドレスが導く、虹の向こうの「二人の一番星」

「リフレイン病」という病がある。「このシーンは〇〇のリフレインだ!!!!!!」というアレだ。 往々にして「製作陣は別にそこまで考えてない」「オタクの深読み」に終わることが多いこの病だけれど、稀に「本当の ”リフレイン” 演出」が現れては、オタク…

感想『アイカツスターズ! 51~63話』 2年目の幕開けを鮮やかに彩る、ローラへの祝福と始まりのSTARDOM

「続編もの」が好きだ。 「続編もの」と一口に言っても様々なパターンがあるけれど、自分が特に好きなのは『機動戦士ガンダム00』の2ndシーズンや『魔法少女リリカルなのはA's』のような「メインキャラクターたちは続投で、世界観がある程度一新される」とい…

感想『アイカツスターズ! 31~50話 (1年目最終回) 』虹野ゆめ編 - 主人公補正を越えた先にある、凸凹で美しい “虹色の冒険譚”

「虹野ゆめの個性」とは、何だろう。 「ねぇ、私の個性って何だと思う?」「うーん……元気、かなぁ?」「えぇ~……? なんかありきたりだよぅ」 (中略) 「そうだ!まず手始めに、私たちもキャッチフレーズ作らない?」 -「アイカツスターズ!」 第23話『ツンド…

感想『アイカツスターズ! 31~50話 (1年目最終回) 』桜庭ローラ&白銀リリィ編 - “個性” の意味と煌めきを巡る、2人それぞれの「Going My Way」

「主人公以外のキャラクターにも、それぞれ宿命/縁のある相手がいる」という展開、いいですよね。 主人公の歩むメインストリートから少し離れたところで、具体的な描写や各々の持つ「文脈」によって宿命/因縁が積み上がっていき、それがシナリオのクライマッ…

感想『アイカツスターズ! 31~50話 (1年目最終回) 』香澄真昼編 - “勝負の理” をも覆す、「打倒お姉ちゃん」という名の姉妹愛

『アイカツスターズ!』が初のアイカツ!シリーズとなる自分が、1話~13話、14話~30話+劇場版、といった節目節目で衝動のままに10000字オーバーの感想記事を叩き上げてしまっていることには他でもない自分自身が一番驚いているのだけれど、最終回視聴後はい…