こがれんアーカイブ

ウルトラシリーズとアニメが中心の長文感想ブログ。アイカツスターズ!実質全話感想も執筆中!

2024年は “新生活始動” の年だった - オタク成人男性のニコニコ一人暮らしレポート

皆さん、年の瀬をいかがお過ごしでしょうか。この記事のために昨年の記事を読み返したら、文末に「生活環境の変化もあり、来年以降は今年ほどブログの更新ができないかもしれませんが」と書いてあった男、虎賀れんとです。今年も結構頑張ったよ!  

毎年大晦日といえば、自分にとっては「1年に1回、自分自身の記事を書く」という貴重な機会。いつもこの時期は「この年の〆はどうしようかな」と悩んでしまうし、書く内容にはいろんな候補があった。プリティーシリーズやアイカツ!に浸る一年だったので「女児向けアニメの年」という案もあったし、会社で文章校正の仕事を任されたり、『ガンダムX』記事などが公式の方に届いたりもしたので「長文書きで良かった年」と括る線もあった。が、やはり今年については「一人暮らしのスタート」以上に大きなトピックは考えられない……!


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齢30にしてあまりにも遅いスタートライン。ここまで様々な紆余曲折があったのだけれど、その甲斐あって (?) たくさんの新しい体験・発見に出会えた新生活から「ここがスゴいよ一人暮らし」ポイントを四つピックアップ。新生活記念の備忘録も兼ねつつ、2024年を振り返って/締め括っていきたい。せーのでっ、アイ、カーツ!!(時候の挨拶)

 

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《目次》

 

ここがスゴいよ一人暮らし① 生活リズムが思いのまま

 

皆さん、修学旅行やお泊まり会で突如始まる「何時まで起きてられるか」チキンレースに覚えはありませんか。自分はメチャメチャあります。両親が外泊する時に夜更かししがちな現象も然り、人間 (デカ主語) 一人だと夜時間の自由度が増え、その代償として睡眠時間がグチャグチャになってしまうものなのかもしれない。 

それはこの新生活でも同じで、一人暮らしになってからというもの、自分は夜遅くに帰ったり、夜遅くまで友だちと話したりといった自由度が大幅にアップした。しかし、その代償として睡眠バランスは地の底へ――

 

 

――落ちるどころかメチャメチャ良くなった。一人暮らしを始めてから、なぜか睡眠バランスが大幅に改善、平日は10時就寝-5時起床というウルトラ健康マンに進化したのである。 

当然、一人暮らしになってやらなければならないことは大きく増えたし、土日のどちらかは毎度のごとく家事RTAと化している。が、その実平日はむしろ減っていた。冷凍食品やサランラップ、熱湯他諸々を駆使することで食事の準備や後片付け、食器洗いの時間をカットできる上に、自分の都合だけで動けるおかげで、行動の組み立てを無駄なく進行できるからだ。  

このように時間を節約したことに加え「周囲を気にせず起床や就寝の時間を決められる」ことを活かし、7時半~16時半という現状最速のシフト出勤に挑戦。結果、休日はともかく、平日は前述のウルトラ健康スケジュールを実現できたのである。やったぜ!! 

 

(睡眠スコアを管理しているのはこちらのスマートバンド。このスコア向上に加え、野菜や納豆を意識して食べるようになったからかなんと体調も崩れにくくなった。普通は逆では……???)

 

ここがスゴいよ一人暮らし② 好きに料理を作れる

 

一人暮らしを始める上で大きな懸念点とされるのが食生活。自分も、特に食材の管理については先代の家主 (祖母) に頼る部分が大きかったので、今もその辺りについては四苦八苦する毎日。平日は料理をする時間が取れないので、スーパーで買ったサラダや惣菜、納豆、冷凍食品や休日の作り置きで難を凌いでいるところ。 

しかし、一方でそれは「好き勝手に料理を作れる」ということでもある。これまでも調理やその手伝いをすることはあったけれど、作るのは決して「自分だけが食べるもの」ではなかった。しかし、一人暮らしで作るのはあくまで「自分だけが食べる」もの。何を作ってもどう味付けしようと、その結果どんな失敗をしたとしても誰に何を言われることもない。そんな自由をフル活用して、この一年はそれなりにいろんなチャレンジに挑むことができた。

 

ケンタッキーを味噌ラーメンに放り込んだ後、残った骨で出汁を取ったら火が強すぎて出汁がほぼ全て蒸発したり。

 

めんつゆと冷凍食品のカツで作ったカツ丼が絶品で自己肯定感が爆上がりしたり。

 

フォロワーからおすすめしてもらった白だしを使ってきつねうどんを作ってみたり。

 

調子に乗ってアーモンドミルクでフレンチトーストとカルボナーラを作った結果大失敗、1日の食事が全て「地獄」と化したり……。 

他にも、炒め物にスープ、おひたしなどを作ってキャベツ祭りを開催したり、スペースをしながらオニオンスープを作ったり、おしるこやナポリタンを作ったり……。こうして字面にしてみるとこれっぽっちも大したことはないし、友人の「君の中火、“強火” だよ」という指摘で認識の致命的な誤りが発覚するなどいろんなことがあったけれど、間違いないのは「調理スキルが上達した」こと、そしてその珍道中がとても楽しかったこと。これらを糧に、来年はもっと胸を張れるようなチャレンジに挑みたい……ッ!

 

 

ここがスゴいよ一人暮らし③ 動画を好き放題に垂れ流せる

 

2024年7月、自分の生活に新たなインフラが加わった。YouTubeで展開される新たなアイカツ!作品こと『アイカツアカデミー!』、通称『デミカツ』である。

 

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通常なら1週間に1話、30分のアニメを観るだけで済むはずが、本作は実質的なVTuberコンテンツなので「30分から1時間の動画が毎週数本」という規格外の供給ペース。供給が多いのはありがたいのだけれど、この圧倒的な物量のせいか脱落したフォロワーは数知れず……。 

幸いにして自分はこの『デミカツ』を追い続けられているのだけれど、それは偏に一人暮らしという「動画を好き放題に垂れ流せる」環境があるからだ。

 

 

そんなデミカツ以外にも、今年はU-NEXTで『プリティーリズム・レインボーライブ』『進撃の巨人』『アイカツ!』『アイカツフレンズ!』といった長尺作品を多々視聴してきたのだけれど、それらも漏れなく一人暮らしの恩恵。バタバタしている時や家事中はデミカツ(ラジオのような配信がほとんどなので、垂れ流し適正が極めて高い)、朝の準備中や食事中など、やや落ち着いている時はアニメ(気軽に観れるものや初見でないもの)、時間ができた時には「正座して観なければならないもの」……と、人目を憚ることなく、時間をフル活用してコンテンツを浴びることができるのは一人暮らしの大きなメリットだし、ドタバタしてる中でブログを書き続けられたのも間違いなくこの環境のおかげだろう。オタク×一人暮らし、無敵すぎる……!!

 

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(ブログを書く時は作品を何度も見返す必要があるので、『レインボーライブ』『アイカツフレンズ!』などは一時期狂ったように垂れ流していた。『進撃』もそうしたかったけれど、アレはそう安易に見返せるものでもないので……)


ここがスゴいよ一人暮らし④ 人を呼べる

 

社会人になってから痛感したことの一つとして「人の家に遊びに行けるありがたさ」を挙げると、共感してくれる方はそれなりにいるんじゃないかと思う。「集まる場所に困る」のは社会人共通の悩みなのでは……?

 

 

大学生の頃は、当時所属していた漫画研究会の部室という「溜まり場」があったけど、社会人になってからはそうもいかない。話すにしろ遊ぶにしろ、場所は自ずとイベント会場かカラオケか喫茶店かレストランなど、いずれにせよ人目も時間制限もある場所ばかり。結果、日に日に「人の家で遊ばせてもらえるありがたさ」が身に染みるようになった。

 

 

人を家に上げるには、物理的にも心理的にも準備がいるだろうし、当然後片付けや掃除のような手間だって発生する。心ばかりの差し入れや手伝いをしたり「なるべく散らかさないように」という配慮はすれど、ずっと「自分の家に呼ぶことが一番の恩返しになるのでは」という思いが燻り続けていた。そして今年、遂にその念願が叶った……ッ!!

 

 

長らく家のリフォームを行っていたこともあり、友人たちを家に呼べたのは三回。うち一回は、ちょうど大学生時代から度々家に呼んでもらっていた友人たち(先輩と後輩)を家に招いてのウルトラマンカードゲーム大会だった。長らく感じていた負い目が晴れたのはもちろん、やはり人目も時間も気にしないで遊べるのは本当に楽しかった。自宅にしろ友人宅にしろ、「家で遊ぶ」のって何かしら特別な楽しさがあるんですよね……!

 

 

2024年を振り返って

 

月並みな感想になってしまうけれど、今年は本当にあっという間の一年だった。ただでさえやること尽くしだった状態で急に一人暮らしが始まったのだから、当然といえば当然なのだけれど……! 

一方、そんな忙しさに反して、今年は「やりたいことがたくさんできた」一年でもあったと思う。家は人を呼べるくらい綺麗にリフォームできたし、料理にも多々チャレンジできたし、アイカツ!をはじめとした様々なコンテンツの履修やブログ記事の投稿も欠かさず行うことができた。小説も『GOTH』『The Book』『凍りのくじら』『古典部シリーズ』など積んでいたものを多々読めたのはもちろん、友人の小説を査読する経験が大きな刺激にもなった。 

しかし、なら「満足のいく」一年だったか――と訊かれれば、迷わず首を振る。悔しいけれど、今年は明確な「やり残し」がある。昨年末からずっと書いているテキストを完成させられなかったことだ。そのことを敢えてここに書くことで、来年の自分への戒めにしたい。来年は頼むぞ、本当に……!

 

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改めて、今年も当ブログをたくさんの方にお読みいただき、本当にありがとうございました。2025年は「今年は悔いのない年だった!」と笑顔で言える年にできるよう、引き続きブログ更新等々頑張っていきますので、引き続き『こがれんアーカイブ』をどうぞよろしくお願いします! 皆様、よいお年を~!