突然ですが皆様、「あなたとトクサツ。」という企画をご存知でしょうか。
『あなたとトクサツ。』とは、日頃より大変お世話になっているRyo (@ryo_nf3000) さんのブログ『僕が僕であること（仮）』にて連載中のインタビュー企画。その内容は「 (ブロガーに限らず) 様々な方が自身の “特撮と人生” について語り、Ryoさんがそれをインタビュー形式で深堀りしていく」というもので、自分と近い世代のエピソードに共感したり、逆に離れた世代の原体験に「あの作品がこんな影響を！？」と驚かされたりと、僕自身も更新を楽しみにさせて頂いている連載記事……なのですが、今回はなんと僕自身がその企画『あなたとトクサツ。』に参加させて頂きました！(Ryoさん、諸々本当にありがとうございました……！)
今でこそ (大変ありがたいことに) 多々交流を持たせて頂いていますが、僕にとってはそれ以前からブログを拝見していた「雲の上の存在」でもあるRyoさん。
現役ウルトラファンかつ「小学生」という過渡期にいらっしゃる息子さんの成長・交流日記 (「現役の子どもはウルトラマンをどう楽しんでいるのか」など、ウルトラオタクにとって喉から手が出るほど欲しい情報が満載……！) や、鋭い視点で作品をスマートに総括する感想・総括記事など、そのコンテンツはRyoさんの穏和かつ痛快な筆致もあって「独自性」と「読みやすさ」を見事両立、ある種の「理想形」と言える素敵なブログになっています。
そんなRyoさんが直々に展開される企画『あなたとトクサツ。』ですが、実のところ、自分は当初その門を叩く予定はありませんでした。
多々交流を持たせて頂いたとはいえ、Ryoさんはやはり雲の上の存在であることに変わりないし、自分のような無名の男による自分語りが「憧れのブログの1ページを拝借する」などと、そんな恐れ多いことはできない……！ と。
しかし、僕自身が『あなたとトクサツ。』の連載を追う中で「誰かの “特撮と人生” はこんなにも楽しい読み物になる」ということを感じたり、この企画が他ならぬ「投稿者の自分語りこそが求められる場」なのだと気付かされたり……といったことから、徐々に「自分も投稿したいな」と思うようになっていきました。自分の大切な思い出、それも「特撮との思い出」がこんな綺麗な形で残るなら、そんなのどう考えても「残したい」じゃないですか、オタクだもの……！
更に、決め手になったのは今年夏の『ウルトラヒーローズEXPO サマーフェスティバル2022 (東京・池袋で毎年開催されている恒例イベント) 』において、大変ありがたいことにRyoさん親子と直接お会いさせて頂くという凄まじい幸運に恵まれたこと。
Ryoさんと息子さんの、ブログで拝見していた通りの「素敵な親子」ぶりには、冗談でなく本当に「人間、捨てたもんじゃないな……」と強く強く背中を押されましたし、その交流の中で知ったRyoさんの「器の大きさ」と「芯の通ったお人柄」がもたらしてくれた安心感が、自分の中でブレーキとなっていた「ビビり」を吹き飛ばし、ある種の「迷惑をかけるかもしれない覚悟」ができたのです。
(実際に門を叩くまでは随分時間がかかってしまいましたが……！)
遂に！日頃お世話になっているRyoさん ( @ryo_nf3000 ) とその息子ちん=サンにお会いできました……！ ウルサマ、怪獣酒場にもお供させて頂き、時間を忘れるほど楽しかったです……！あまりにも素敵な親子で無限に笑顔を貰えました。最高の夏をありがとうございます！！ pic.twitter.com/qsqyvpk7Db
— 虎賀れんと (@Le_Soya) 2022年8月6日
かくして今回、『あなたとトクサツ。』第20回という形で、僕の「特撮と人生」について語らせて頂き、Ryoさんからのインタビューにお答えさせて頂きました。
『ウルトラマンダイナ』で特撮と出会い、『ウルトラマンガイア』と『仮面ライダークウガ』に夢中になったことで特撮沼に落ちた自分。そこでかけがえのない大切なものを得た自分は、人生をかけて特撮というジャンルを愛していくことになる――のかと思いきや、その数年後には「自ら特撮を卒業しようとする」というまさかの事態に陥っており……。
そのきっかけとは何だったのか、また、そんな状況を一変させた「ある特撮ヒーロー番組」とは何だったのか。(自分で言うのも烏滸がましいですが) 「事実は小説より奇なり」を地で行けそうな面白いエピソードになっていると思いますし、Ryoさんからのインタビューを通して、更に大きな「気付き」を得ることもできました。
このインタビューが、特撮というジャンルが持つ「人の人生を変えてしまう力」を広める一助になればと思いますし、それがきっかけで誰かが新しい「語り手」になってくれれば、こんなに嬉しいことはありません。
『あなたとトクサツ。』は引き続き投稿を募集中とのこと。念を押しておきますが、Ryoさんとの面識や繋がりの程度、ブロガーかどうか、オタクかどうか……などは一切不問。皆様の「特撮と人生」が読めることを、僕も楽しみにしています！
(投稿やご相談は、RyoさんのアカウントへのDMなどでお願いします！)
