【開設2周年記念】供養! “書こうとしたけど書けなかった記事” 3選 

突然ですが皆さん、本日は2022年9月13日ですね。 

今日は一体何の日かというと――
 


 


\カーイーザ!カーイーザ!カーイーザ!カーイーザ!カーイーザ!/

 

 

違ァう!!!!!!!!!!!!!


 
本日2022年9月13日ッ!  

当ブログ『れんとのオタ活アーカイブ』が開設2周年を迎えました~~!!! イェェェェェェェェイ!!!!!!(鋼のムーンサルト)
 

更に、つい先日の9/10にはブログの総アクセス数が100000という大台を突破! 
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自分にまつわるアニバーサリーなんて誕生日くらいしかないものですけど、我が子も同然なブログの2周年、ましてやちょうどその日にデカい目標が達成できた! ともなれば、誕生日以上にめでたく感じてしまうというもの……!
 
こうやってブログを続けてこれたのも、大きな目標を達成できたのも、当ブログの記事を読んでくださった皆様、応援してくださった皆様のおかげです。本当に本当にありがとうございます!!!!!!

 

 
 
さて、そんなこんなでめでたい2周年。昨年に比べると、この2年目はストレートに「たくさんの方に記事を読んで頂けた」1年でもありました。

kogalent.hatenablog.com


この記事では「5000アクセス」を祝っていたので、この1年でのアクセス数はおおよそ95000という計算に。これマジ?

大きな要因として考えられるのは、やはり『ウルトラマントリガー NEW GENERATION TIGA』や『シン・ウルトラマン』など、筆者の専門分野であるウルトラマンシリーズが世間的に大きく賑わった年だったこと。所謂『シン・ウルトラマンブースト』というヤツに乗せて貰った訳ですね……!


 


 
他にも、実は恒常的なアクセスが最も多い『蒼穹のファフナー THE BEYOND』の感想記事を投稿できたり、『ウルトラギャラクシーファイト 運命の衝突』の (章区切りではありますが) 感想記事を全話分投稿できたり、最後に投稿した『Free!』の記事がTwitter上で過去最大の反響を頂いていたりと、個人的にはとてもイベント性の高い1年になりました。
 
しかし、光もあればまた影もある。そういった賑わいの裏には、消えていった=書こうとしたものの書けなかった記事がいくつも存在している訳で……。 

今回は、ブログ運営2周年という節目に、身を清めて (?)3年目に向かうべく、そんな「ボツ記事案」を供養する記事になります。
「お前Twitterであの記事書くって言ってたけどどうなっとんねん!」と思われていた方、あるいは見習いブロガーの懺悔を笑ってくださる方、是非覗いてみてください。  

それでは……アタック!!!!/

 

轟轟戦隊ボウケンジャー

轟轟戦隊ボウケンジャー

 

2年目のボツ記事①
スーパー戦隊シリーズ』行脚まとめ 

まず最初は、日曜日朝でお馴染みの『スーパー戦隊シリーズ』の行脚まとめ記事。要は、ここ数年で見てきた『スーパー戦隊シリーズ』の感想をあっさり目にまとめた記事です。

 


というのも、私はここ数年(2年半ほど)にかけて、地元のTSUTAYA(故)や東映公式YouTubeチャンネルでの無料配信を通して『スーパー戦隊シリーズ』を見直しておりまして。そのラインナップは

電撃戦隊チェンジマン
超獣戦隊ライブマン
鳥人戦隊ジェットマン
恐竜戦隊ジュウレンジャー
五星戦隊ダイレンジャー(視聴中)
忍者戦隊カクレンジャー
激走戦隊カーレンジャー
星獣戦隊ギンガマン
救急戦隊ゴーゴーファイブ
未来戦隊タイムレンジャー
百獣戦隊ガオレンジャー
忍風戦隊ハリケンジャー
爆竜戦隊アバレンジャー
特捜戦隊デカレンジャー
魔法戦隊マジレンジャー
轟轟戦隊ボウケンジャー
獣拳戦隊ゲキレンジャー(視聴中)
侍戦隊シンケンジャー
特命戦隊ゴーバスターズ
・獣電戦隊キョウリュウジャー
・列車戦隊トッキュウジャー
手裏剣戦隊ニンニンジャー
動物戦隊ジュウオウジャー(視聴中)
 
……と、その数実に23作。スーパー戦隊シリーズの最新作『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』が46作品目なので、ちょうどその半分になる (これでまだ半分!?)

本当ならそれら一つ一つに感想を書いていきたいし、特に『ジェットマン』『ゴーゴーファイブ』『アバレンジャー』『マジレンジャー』辺りは書きたいネタもしっかりあったのだけれど、問題はスーパー戦隊シリーズ共通の「全50話」の「オムニバス形式が基本の作品」という高いハードルだ。

 

 

記事を書くなら当然作品の内容をしっかり覚えていなければならないけど、全50話で一本に繋がっている話と、全50話で全部オムニバスの話があったら、どうしても記憶に残りやすいのは前者になる。そして大きな問題として、筆者は絶望的に記憶力がない。 

であれば、記憶に残りやすい縦軸をベースに、印象深いオムニバスエピソードを取り込んで書けばいいじゃないか、と思われるかもしれない。しかし、スーパー戦隊シリーズの基本的な作劇スタイルは「オムニバス形式の中に縦軸を散りばめる」というもの。何でもないようなエピソードの中に重要な伏線や人間ドラマで大きな進展があったりするのは日常茶飯事。しかも、それが重要であることに当時は気付けないことなんてザラである。 

そのため、いざ作品を見終えてから記事を書こうにも、立ちはだかるのは無数の「あれ……? あの台詞いつ言ってたっけ……」『このシーンどこだっけ……』の嵐で、そのため「これについて書きたいぞ!!」とエンジンがかかっても、記事を詰めていくほどピースが揃わず、あるタイミングで設計ミスを起こしたビルのように文章が破綻してしまうのである。 

(かといって作品を見返そうにも、その話数は実に4クール。およそ「軽く見返す」なんてことはできないボリュームだ)

 

であれば、と作品それぞれの感想をまとめた、それこそオムニバス編のような記事 (それが問題の『スーパー戦隊』行脚感想記事) を作ろうともしたのだけれど、自分はどうにも「取捨選択」ができず、だからこそいつも記事が馬鹿みたいに長くなってしまう悪癖がある (おそらく……いや間違いなく経験不足と力不足によるものだと思う) 。そんな状況では、50話にこれでもかと詰められた各戦隊の魅力を「短文で総括する」なんてことできるはずもなく……。 

だからこそ、今はまだ修行期間のようなもの。あまり待ちすぎても、今度は肝心の「書きたいもの」のエッセンスが記憶から抜け落ち始めるのであまり悠長にはしてられないのだけれど、そもそも「形にする」ことができないので難しいところ。できるだけ近いうちに再チャレンジしてみたい……もとい、しなければならない記事だなと思っています。

 

 

 

2年目のボツ記事②
感想『結城友奈は勇者である 勇者史外典 上/下』

 

ホシトハナ

ホシトハナ

  • 讃州中学勇者部
  • アニメ
  • ¥255

 

2014年に放送され、その緻密な作りと「平穏な日常の価値」を教えてくれるハードなストーリーが好評を博したアニメ結城友奈は勇者である。 

(ガンダム00ファフナーと並ぶ筆者の人生マイベスト級作品なので、皆さん是非見てくださいよろしくお願い致します!!!!!!)

 


本作は、その放映終了後もアニメ2期『結城友奈は勇者である-鷲尾須美の章-/-勇者の章-』や、アニメ3期にして一旦のシリーズ完結編『結城友奈は勇者である -大満開の章-』の他、アプリゲームやスピンオフ漫画など、「“勇者である”シリーズ」として幅広いメディアミックスが行われており、問題の『勇者史外典』もその内の一つ。 

しかし、この『勇者史外典』が厄介なのは、感想を書こうとするとこれらのシリーズ全てに漏れなく触れる必要が出てくること。 

 

詳細に触れるとそれこそ文字数がえげつないことになってしまうので簡単にまとめると、『勇者史外典』は件の「勇者であるシリーズ」のうち、特に『乃木若葉は勇者である』というスピンオフ小説と直結するスピンオフのスピンオフ小説。しかし、そのテーマに据えられているのは、これまでの「勇者である」シリーズで描かれてきた「勇者」という概念の再定義。 

特別な力を持たない一般人や「戦わない者たち」の視点を通し、反証的に「何をもって “勇者” であるのか」をより深く追求したり、ひいては「普通」とは何なのか、という前提そのものに切り込んだりと、「勇者である」シリーズの設定どころかそのテーマ性さえ補完してみせる、ある種「シリーズの影」とも呼べるチャレンジングな傑作だった。

 

 

しかし、本作に限らず「勇者である」シリーズはいずれも「他の作品」とは切っても切り離せない相互補完関係にある。それはつまり、本作を語るには他の「勇者である」シリーズに必ず触れていかなければならないということになるのだけれど、本シリーズの作品はどれもそんな片手間に語れるような代物ではないし、何より自分自身がそれを看過できない。つまり、この『勇者史外典』を語る前に、自分は『結城友奈は勇者である』から始まる「勇者である」シリーズを語らなければならないのである。 

果てしない旅路にクラクラしてしまうけど、大切な作品であればこそ語りたいもの。『スーパーヒーロー作戦』などと併せて、「いつか向き合わなければならない作品」として胸に留めておきたい。

 

 


2年目のボツ記事③
感想『ゾンビランドサガ/ゾンビランドサガ リベンジ』

 

大河よ共に泣いてくれ

大河よ共に泣いてくれ

  • フランシュシュ & アイアンフリル
  • アニメ
  • ¥255

 

2018年に放送され、「ゾンビが佐賀のご当地アイドルとして奮闘する」というインパクト重視も大概にしろ! なイントロダクションが話題となった作品ゾンビランドサガ』と、その2期であるゾンビランドサガ リベンジ』

アイドルアニメといえば『THE IDOLM@STER』と『ラブライブ!』シリーズくらいしか嗜んでいない身としては、そのあまりにもあまりにもなイロモノ感もあってハードルを感じていた作品だったのだけれど、先輩のオススメとあって見てみた結果、その中身は佐賀県に『THE IDOLM@STER』と『ギャグマンガ日和』をぶち込み、隠し味に綺麗な『魔法少女まどか☆マギカ』を加えて凄まじい技術で美味しく焼き上げたようなとんでもない作品だった。

 

 

確かに本作はイロモノなのだけれど、特筆すべきはその異様なまでの丁寧さ。  

キレの良いギャグにテンポ感。「生きた世代が違うことで衝突する、昭和と平成のアイドル」など「ゾンビアイドル」という要素に真正面から向き合ったシチュエーションや、「地域密着型のご当地アイドル」という設定がタイアップにもキャラクターたちの成長ともマッチしたストーリー。そして、プロデューサーである巽の思惑や『佐賀事変』に代表される凄まじいどんでん返しの数々……と、本作は全ての要素が極めてハイクオリティ。いい意味で「自分は何を見てるんだ……?」と思わされる、正真正銘の傑作だった。 

となれば、やはりそれを見た感動を書き留めておこうと思った……のだけれど、問題はこの作品が完結していないばかりか、現状のラストがちょっとこう、何をどう受け止めればいいのか分からないくらいにはぶっ飛んだ展開のまま放り出されていること。  

(確かに“フリ”はあったけども……!)

 

なので、これについてはおそらく控えているであろう劇場版を見てから感想をまとめたいところ。続編ものはその続編で全てをひっくり返されることが多い昨今 (その手腕には信頼しかないので大丈夫だと思うけれど) やはり全てを見届ける前に一から見直したいな……と思ったので、今はひとまず後回し。いつか来るその時に控えておきたい、そんな記事です。

 

 


以上3本が、2021年9月以降に閃いたもののボツになった記事たち。 

他にも、1期と2期の作風の差や、3期が存在せず実質的な未完状態になっていることが執筆を限りなく困難にしているDARKER THAN BLACK -黒の契約者-/-流星の双子-』の感想記事や、不定期連載としてプランはあるものの、書きたい記事が多すぎて手が回っていない『2話で見るウルトラシリーズなど、書きたいけど書けていない記事というのは非常に多いもの。 

しかし、これは決して「未完宣言」ではない。なにせ、この「後回し」を経てようやく書けるようになった記事があったのもまた事実。

 

kogalent.hatenablog.com

 

この『仮面ライダー 正義の系譜』感想 (レビュー?) を書き始めたのは2021年の3月。そして公開は2022年の3月。公開まで1年かかったけれど、その1年があったからこそ書けた記事だ。


完成度の高い未完作よりも、完成度の低い完成作品を……というのは創作の鉄則で、ブログも例に漏れないとは思うのだけど、それが「粗製乱造」になってはいけないのもまた事実。 

これから始まる「運営3年目」の目標は、書きたくなったら書き上げられる瞬発力と「自分自身がこれを読みたいと思える」クオリティの両立を目指しつつ、上記のようなボツ記事を作らないよう、経験とスキルの蓄積に励むこと。そして何より、あくまで楽しく記事を書いていけること。

 

100000アクセスという大台を達成したからこそ、そういった大切なことを忘れないよう努めていきますので、皆様、是非今後ともよろしくお願い致します!