平成ライダーの“名挿入歌”勝手にベスト10【前編】


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お題に沿ってブログを書く、という文化がある。 

「お題」といっても決して大それたものではなくて、例えば「好きなお茶」のような日常の些細な1コマを切り取ったお題でも、書く人が書けばこんなにも趣深い記事が出来上がったり……。   

www.bokuboku12.net  

「お……俺にはこんなセンスねぇよ兄貴!!(一人っ子)」  

とは思いつつも、「お題」をきっかけに何か書きたいな、書けないかな……などとぼんやり考えていたそんな折、はてなブログ公式様からこんな(オタクが好きそうな)お題が発表された。

 

【参加賞あり】はてなブログ10周年お題キャンペーン開催! 「はてなブロガーに10の質問」「好きな◯◯10選」など4つのお題で募集します - 週刊はてなブログ (hatenablog.com)

  

なんて書きやすそうなお題……ッ!!!!! 

これを逃したらおそらくどんなお題でも記事は書けない、書くなら今しかない!! という訳で。

 

今回の記事ではこちらのお題

【 はてなブログ10周年特別お題「好きな◯◯10選」 】

をお借りして、とある企画をやってみたいと思います。それは……

 

平成ライダーの“名挿入歌”勝手にベスト10』!!

 

歌、特に「挿入歌」と共にあったと言っても過言ではない平成仮面ライダーシリーズ。しかし、主題歌に比べると取り上げられることが少ないのがその定め……。 

ところが、11月に放送を控えるNHKの特番『仮面ライダー大投票』ではなんと「好きな歌」枠で挿入歌への投票ができるとあり、平成ライダー挿入歌界隈は、今まさに盛り上がり絶頂の真っ只中!!(筆者調べ)

 

そこで、今回はそんな世間の熱(筆者調べ)に油を注ぐべく仮面ライダーアギト』から『仮面ライダージオウ』までの平成仮面ライダーTVシリーズ19作品中で用いられた挿入歌から、超個人的な主観による「名挿入歌ベスト10」をランキング形式で発表、音楽知識皆無のオタク目線で好き放題語ってみたいと思います!

 

今回の【前編】で発表するのは10位~5位! ではでは……聞いて驚けェ!!!!(ニチアサ違い)

 

 

〇  〇  〇

 


10位:「仮面ライダードライブ」より
『Spinning Wheel』 

作詞:藤林聖子 
作曲・編曲:鳴瀬シュウヘイ
歌:泊進ノ介 (竹内涼真) & 詩島剛 (稲葉友) & チェイス (上遠野太洸

Spinning Wheel

Spinning Wheel

 

 トップバッターを飾るのは『仮面ライダードライブ』から、36話「銃弾はどこに正義を導くのか」にて初披露となった挿入歌『Spinning Wheel』! 

 作中何度もすれ違ってきたドライブ=進ノ介、マッハ=剛、チェイサー=チェイスの初の3人共闘に併せてのお披露目ということもあり、非常に印象深い挿入歌だ。

 

この『Spinning Wheel』の白眉と言える点は、何よりも俳優本人たちによるスリーボーカルという大胆な試み。仮面ライダーの挿入歌においてツインボーカルの曲は珍しくないが、スリーボーカルとなるとおそらく『仮面ライダーセイバー』における、仮面ライダークロスセイバーのテーマソング『Rewrite the story』しか他に例がないほど珍しいもので、この曲に懸けるスタッフ・キャストの思いが窺える。 

その甲斐あってか、この歌はタイヤを運命の歯車になぞらえた『Spinning Wheel』というタイトルに恥じないドラマチックな仕上がりになっている。「トップギアで」「揺れるアイデンティティ隠し」「この世界 たった1人 無条件に 愛する人 守りたい それだけ」など、3人がそれぞれのキャラクター性/物語に沿ったキーワードを歌い上げているのは勿論、3人のボーカルがぶつかり合うのではなく、それぞれが前に出ては追い抜かされ、すれ違いながらもより加速していくという、さながらレースのデッドヒートを思わせる曲調・構成はその最たるものだろう。

『ドライブ』における3ライダーと言えば、特徴として真っ先に挙げられるのが平成1期の作品群を思わせるようなすれ違いの多さ。ぶつかり合うことこそあったがそこには常に迷いがあり、お互いがお互いに割り切れないまま、ヒロイン=詩島霧子内田理央を軸に回り続ける三者三様の群像劇こそが同作の大きな魅力になっていた。 

前述した『Spinning Wheel』の曲調・構成はそんな本編のドラマがそのまま具現化したかのようなもので、幾重にもうねり急激に盛り上がっていく『ドライブ』終盤に相応しい重厚な一曲と言えるだろう。

 

ただ惜しむらくは、その肝心の初披露である36話において、進ノ介、剛、チェイスの3人がまだ和解しきっていなかったこと。 

CDのマーケティングのような事情があったのかもしれないが、結果的に「3人の心が一つになっていないのにスリーボーカルの曲が流れる」という聊かチグハグなシーンが爆誕。3人が競い合うような曲調を考えれば合っていない訳ではないものの。どうにも視聴者のテンションに比して上滑りしている感があったのは否めず、何とも惜しまれるデビューとなっていた。 

(それだけに、皆の心が通じ合った45話『ロイミュードの最後の夢とはなにか』での使用シーンは胸躍るものがありましたね……!)

 

 

〇  〇  〇

 


9位:「仮面ライダーキバ」より
『Supernova』 

作詞:藤林聖子
作曲: NAOKI MAEDA 
編曲: 鳴瀬シュウヘイ 
歌:TETRA-FANG 

Supernova [Tribute to Empire form]

Supernova [Tribute to Empire form]

 

9位は『仮面ライダーキバ』から、24話『皇帝・ゴールデンフィーバー』でのエンペラーフォーム初登場に併せて解禁された挿入歌『Supernova』! 

エンペラーフォームを体現するかのように美しく、かつ荒々しい盛り上がりが光る挿入歌で、24話という中盤での登場ながら最終回に至るまで頻繁に使用されたため、「最強フォームのテーマソング」といえば同曲を思い浮かべる方も多いのではないだろうか。

 

そんな『Supernova』を歌い上げるのは、仮面ライダーキバ=紅渡を演じる瀬戸康史氏がボーカルを務めるTETRA-FANG。 

TETRA-FANGは前作『電王』での楽曲展開の成功を受けた形で結成された『キバ』のためのロックバンドで、同曲以前にもキバフォームのテーマソング『Destiny's Play』をはじめとする多くの楽曲を担当し『キバ』の世界を鮮やかに彩ってきた。そして、そんなTETRA-FANGの集大成とも言えるのがこの『Supernova』! 

 

前作『仮面ライダー電王』で名曲『Double-Action』を手がけた佐藤健氏は最初から凄まじい歌唱力の持ち主だったがそれはむしろイレギュラーなことで、TETRA-FANGのボーカル=瀬戸康史氏は『Destiny's Play』や『Individual-System』といった初期の楽曲群において、どうしてもその歌唱に「不慣れさ」を滲ませている節があった。 

(これらの挿入歌はその点込みでも大好きです……!)

Destiny's Play

Destiny's Play

 

しかし、それらのレコーディングから間を置き、更にその期間中『キバ』のハードなアフレコを続けていたからなのか、『Supernova』における瀬戸氏の歌声はこれまでの物とは比較にならないほどのレベルアップを遂げていた。

その成長ぶりは文字通り別人に聞き間違えかねないほどで、これまでが嘘のように激しく情緒的に、伸びやかに『Supernova』を歌い上げる瀬戸氏の歌声は、既に『キバ』限定のタイアップボーカリストの枠に収まらない「アーティスト」のものに変貌、それこそエンペラーフォームに覚醒したキバのような進化ぶりを見せていたのである。

 

物語中で強化変身を遂げたキバ=紅渡と、見違えるような歌声を引っ提げてきた瀬戸氏。そんな両者のシンクロもあってか、『Supernova』には単なる「最強フォームのテーマソング」に留まらないケレン味が溢れており、『キバ』を追いかけた道の先で出会った人ほど衝撃を受ける名曲になっている。 

挿入歌は番組の展開に沿って展開されるため、曲そのものが何らかの文脈を引っ提げてデビューすることは決して珍しいことではないが、『Supernova』のそれはシリーズ中でも変わり種であると言えるかもしれない。ただでさえカッコいい歌が、こうした様々な文脈によって更にその煌めきを増していくのもまた、挿入歌の大きな醍醐味と言えるだろう。 

(それだけに、初披露となった24話がエンペラーフォームの活躍を素直に応援できる展開でなかったことが悔やまれる一曲でもあったり……)

 

 

〇  〇  〇

 


8位:「仮面ライダーウィザード」より
『Just The Beginning』 

作詞:藤林聖子
作曲・編曲:AYANO
歌:仮面ライダーGIRLS 

Just the Beginning

Just the Beginning

  • KAMEN RIDER GIRLS
  • J-Pop
  • ¥255
 

8位は『仮面ライダーウィザード』より、ウィザードを象徴するドラゴンスタイルの一番手、フレイムドラゴンの初登場を鮮烈に飾った『Just The Beginning』

 

挿入歌のパワーがもたらす効果は様々で、例えば演技や演出との相乗効果でシーンの魅力を倍増させることもあれば、一方では「挿入歌のパワーでシチュエーションに説得力を持たせる」という裏技めいたことさえもやってのけてしまう。  

『Just The Beginning』が初披露となった9話『ドラゴンの叫び』は、前話においてフェニックスに大敗を喫したウィザード=操真晴人白石隼也が、自分の中のドラゴンを御することで進化、フェニックスに一矢報いるという非常に熱いエピソード。しかし、その話数はなんと序盤も序盤である9話。 

晴人自身が身体の内にファントム=ウィザードラゴンを宿しており、ドラゴンは協力こそすれ、隙あらば晴人を絶望に堕とそうとしている……というこの関係性は『NARUTO』における主人公、うずまきナルトとその内に潜む魔獣=九喇嘛の関係性を彷彿とさせる緊張感のあるもので、『ウィザード』における縦軸の一つとなっていた。 

が、そんなウィザードラゴンを早くも説き伏せてしまうのがこの9話。しかも、その結果登場するドラゴンスタイルは基本スタイルの完全上位互換であり、当時は思わず「おいおいおい早くない!?」と突っ込んだものだった。

ウィザードラゴンを説き伏せてフェニックスに一矢報いるという展開の熱さもフレイムドラゴンのカッコよさ(デザインも二刀流アクションも惚れ惚れしますよね……)も100点満点なだけに、その早さが勿体ないなぁ、これじゃノれないだろうなぁ……などと思いつつ視聴に臨んだところ、そこで流れたのがこの『Just The Beginning』!

 

カッコいい!!!!好き!!!!!!(掌きりもみシュート)

 

と、前もって感じていた不平不満が全て消し飛んでしまうほどの圧倒的な熱量が『Just The Beginning』には満ちていた。  

同曲を手がける仮面ライダーGIRLSは前作『仮面ライダーフォーゼ』の卒業ソング『咲いて』で劇中挿入歌デビュー。爽やかで清涼感のある歌声が実にハマっていただけに、そんな彼女たちが歌う『Just The Beginning』の燃え上がるように激しく熾烈なメロディは殊更に刺激的で、気が付けばフレイムドラゴンの華麗なデビュー戦に釘付けになってしまっていた。

「挿入歌に圧倒的なパワーがあれば。多少無理のあるシチュエーションにも説得力を持たせることができる」という、挿入歌の持つ末恐ろしさに心底から震えた、そんなある意味思い出の一曲だ。 

 

その後『Just The Beginning』は12話『希望の和菓子』を最後に使われなくなってしまうものの、仮面ライダーGIRLSは後にインフィニティースタイルのテーマソング『Missing Piece』を歌唱、こちらも負けず劣らずの名曲なのが救いだった。 

『ウィザード』は仮面ライダーGIRLSに加えてお馴染みのRIDER CHIPSが久々に本格参加した作品でもあり、改めて振り返ると、同作はその豪華な楽曲展開も見所の作品だったな……と思ったり。 

いつかまたこの2大ライダーバンドがタッグを組み、たくさんの挿入歌と共に作品を盛り上げてくれる日が来てほしいと願ってやまない。

 

 

〇  〇  〇

 


7位:「仮面ライダーアギト」より
『BELIEVE YOURSELF』 

作詞:藤林聖子 
作曲・編曲:三宅一徳 
歌:風雅なおと 

BELIEVE YOURSELF

BELIEVE YOURSELF

 

7位は『仮面ライダーアギト』から、1stエンディングテーマの『BELIEVE YOURSELF』! 

前作『仮面ライダークウガ』では多くのボーカル曲が製作されたものの、演出方針のためか劇中では一度も使用されることが無かったため、「平成仮面ライダーシリーズ」における実質的な挿入歌第1号がこの『BELIEVE YOURSELF』。手がけるのは『電磁戦隊メガレンジャー』主題歌などで特撮ファンにはお馴染みの風雅なおと氏で、「ヒーロー感」をこれでもかと熱く力強く伸びやかに歌い上げる、まさしくフィニッシュテーマに相応しい名曲だ。

 

同曲は、平成ライダーシリーズ初の挿入歌というポジション、そして耳に残るイントロ(デレレレ~\デデ-ン!/)もあってか、挿入歌とは思えないほど露出の機会に恵まれた楽曲。 

具体的には、オンタイムで発売された対戦格闘ゲームの『仮面ライダーアギト』や、放送後に発売されたPlaystation2専用ゲームソフト『仮面ライダー 正義の系譜』において戦闘BGMに採用されただけでなく、後年の『仮面ライダージオウ』32話『2001:アンノウンなキオク』においては、なんとジオウとアギトの共闘用BGMに抜擢されるという凄まじい優遇ぶりを見せてくれた。筆者含めて、当時の視聴者やスタッフの中でいかに『BELIEVE YOURSELF』が印象的だったかを物語っているエピソードと言えるだろう。

しかし、この『BELIEVE YOURSELF』が印象的なのはそれだけの理由ではない。 

仮面ライダー龍騎』『555』などの平成仮面ライダーシリーズ初期作品においては、仮面ライダーたちが(味方サイドのライダーであっても)およそ「ヒーロー」と呼べないような状態であることが多く、そのため挿入歌はそんな彼らの「ヒーローらしさ」を補う側面を持っていた。 

そして、そんな役割をシリーズで初めて担ったのがこの『BELIEVE YOURSELF』。というのも、本作主人公の仮面ライダーアギト=津上翔一賀集利樹は基本的に無言でクールに戦う戦士であるだけでなく、初期にはアギトの力を制御しきれず仮面ライダーG3=氷川誠(要潤)に襲いかかることさえあったという、それだけ見るとおよそ主人公ライダーらしからぬ演出方針だ。 

また、影の主人公とも言える仮面ライダーギルス=葦原涼友井雄亮に至っては、その姿・戦闘スタイル共に異質で怪人のようなものであるばかりか、彼がメインとなるエピソードはとにかく暗い。話も画も何もかもが暗く、その戦いに漂う哀愁に拍車をかけていた。 

そんな彼らの戦いは非常に魅力的でカッコいい……のだが、どうしても(当時からすれば特に)「正義のヒーローらしくない」ものではあった。アンノウンの不気味さもあり、このままでは前作『クウガ』よろしく逃げ出してしまう子どもが出かねない! ということで、そんな彼らの戦いに華を添え、ヒロイックさを補強する対策として誕生した(と思われる)のが挿入歌と言う新たな文化であり、そのトップバッターがこの『BELIEVE YOURSELF』!

 

同曲は、歌声・歌詞・曲調のどれもが真っ直ぐ熱い王道ぶりなこともあって『アギト』の陰鬱な雰囲気を吹き飛ばすのにピッタリ。  

特にアギトは、必殺技の前に必ず特定のモーション(ライダーキック、セイバースラッシュ前のクロスホーン展開など)を入れるライダー。そこに挿入歌が加わることによるケレン味は圧倒的で、この『BELIEVE YOURSELF』が「平成ライダー初の処刑曲」に相応しい人気を博したも頷ける話。栄光の「平成ライダー初代挿入歌」として、是非今後も語り継がれていってほしい名曲だ。

 

 

〇  〇  〇

 


6位:「仮面ライダー555(ファイズ)」より
『The people with no name』 

作詞:藤林聖子 & m.c.A・T 
作曲:渡部チェル
編曲:RIDER CHIPS 
歌:RIDER CHIPS Featuring m.c.A・T 

 

6位は『仮面ライダー555』の2ndエンディングテーマこと『The people with no name』

 

初披露が仮面ライダーファイズ アクセルフォームの初登場回である21話『加速する魂』であるだけでなく、その後も(タイミングを踏まえれば当然だが)度々アクセルフォームの活躍シーンで流れる同曲は、強化クリムゾンスマッシュの圧倒的なインパクトなども相まって、実質的なアクセルフォームのテーマソングとして高い知名度を誇る名曲。

 

しかし、その印象深さは何もアクセルフォームのインパクトだけによるものではなく、この『The people with no name』そのものが非常に魅力的で、かつ変わり種の挿入歌であることも大きい。 

というのも、同曲はその最たる特徴として楽曲内にラップを組み込んでいる。間奏部分には本格的なラップパートがあるし、それ以外のメロディラインもラップに通ずる独特かつ軽快な、どこか癖になるテンポ感で構成されたもの。仮面ライダーアギト』『龍騎』と続いたライダーソングの王道テイストを引き継ぐことなく、全く異なるテイストでライダーソングの新たな地平を切り開いた点にこの歌の真価があると言えよう。 

そもそも『555』は『クウガ』から続くシリアスな作風を踏襲した作品だが、陰鬱な雰囲気の中に儚げな情緒が込められたその作風は他にない独特のもの。 

それは大人から見れば「味のある」、子どもから見れば「背伸びした気分になれる」ものであり、いずれの視聴層にも響く特異な魅力を醸し出していた。この『The people with no name』は、そういった意味でも非常に『555』らしい楽曲と言えるかもしれない。

同曲がそのような「変わり種」となったのは。おそらくゲストボーカルであり、ラップパートの作成を担当したm.c.A・T氏によるところが大きい。  

というのも、同氏は『555』OP主題歌『Justiφ's』を歌唱したISSA氏の所属するダンス&ボーカルグループ「DA PUMP」の元プロデューサーであり、自身の手で多くの楽曲を提供してきたという経歴の持ち主。DA PUMP……なるほど……(脳裏を過ぎる例の曲) 

そんな同氏が『The people with no name』の作曲・編曲面にどこまで関わっていたのかという詳細な所までは分からないものの、編曲をボーカルのRIDER CHIPSが担当していることも踏まえると、共同ボーカルであるm.c.A・T氏が(大々的な形ではないにしろ)何らかの形で編曲面に関わっていたとしても納得のいく話。 

何にせよ、『Justiφ's』同様に『The people with no name』が吹かせた新風が仮面ライダーシリーズの楽曲史に残した影響は間違いなく大きなもの。同曲が耳に残る楽曲なのも必然と言えるだろう。

 


〇  〇  〇

 


以上、10位から6位までのランキングでした! 
まとめると下記のようになります。 

10位 『Spinning Wheel』仮面ライダードライブ)
9位 『Supernova』仮面ライダーキバ
8位 『Just The Beginning』仮面ライダーウィザード)
7位 『BELIEVE YOURSELF』仮面ライダーアギト
6位 『The people with no name』仮面ライダー555 

皆様の推し挿入歌は入っていましたでしょうか……? もし入っていたなら、あるいは少しでも共感して頂けたなら幸いです。

NEXT LEVEL(次回予告 ver.)

NEXT LEVEL(次回予告 ver.)

  • YU-KI(TRF)
  • アニメ
  • ¥255

しかし、本番はまだこれから!
本当なら残る5~1位についてもこの記事で語っていきたいのですが、気が付けば字数が8000を超えてしまったので、一旦この辺りで切り上げたいと思います。 

長文にお付き合い頂きありがとうございました。【後編】の記事でまたお会いしましょう!